top of page

皮脂の酸化について

  • 8月5日
  • 読了時間: 3分

先日、東北大学で開催されたビタミン学会の『ウェルビーングとビタミン・バイオファクターシンポジウム 〜体の内外から整えるウェルビーング〜』に参加しました。


その特別講演の東北大学の仲川先生の最新の研究報告脂質の酸化と皮脂の酸化』

がとても興味深かったのでシェアしますね!


オイリスト講座でもお伝えしましたが、皮脂は単独の脂質ではなく、複数の脂質で構成されています。

その中の10%〜15%を占めるのがスクワレン。


実はスクワレンは皮脂の酸化の主役(?)です。


スクワレンは二重結合が多く、とても酸化しやすい特徴があり、光によって酸化して「スクワレンモノヒドロペルオキシド(SQOOH)」という過酸化脂質になり、お肌に以下の影響を与えます。


・表皮細胞の炎症誘発

・ニキビ悪化

・色素沈着

・シワ形成



スクワレンの酸化は紫外線(UVA・UVB)によって起こることは以前から分かっていましたが、今回、仲川先生のお話で衝撃だったのが、このスクワレンの過酸化脂質スクワレンモノヒドロペルオキシド(SQOOH)は更に酸化して、酸化二次生成物になるということ。


実際にどの波長の光がスクワレンを二次酸化させるのか、波長を405nmから720nmまで少しずつ変えながら光を当てて皮脂の酸化を比較したところ、405〜450nm付近の「青色光」帯域で酸化がもっとも強く起きることが確認されたとのこと。


波長405nm〜450nmの光には以下のものがあります。


太陽光・昼間の屋外光:最も大きな曝露源。晴天だけでなく、曇天や日陰でも暴露

・窓から入る自然光:一般的な窓ガラスはUVBや一部UVAを遮りますが、400〜450 nmの可視光は透過

・LED照明

・スマートフォン、パソコン、テレビのディスプレイ


日常的に浴びていますね〜。。


私は一時期、寝る時にiPadを20cmほどの至近距離で見ていた時期がありました。しかもそのまま寝落ちして明け方消すという日々、、恐ろしいです😱

大反省です😭



対策としては、

・ブルーライトも防げる日焼け止めに変える

・スマホなどはブルーライトカットフィルムにする

・体の中からの抗酸化対策


皮脂の酸化を抑えるためには特にビタミンE(トコフェロール、トコトリエノール)、カロテノイド(アスタキサンチン、リコピン、β-カロテン)をしっかりと摂ることが重要です。


ビタミンEの中でも、トコフェロールは皮脂腺から皮脂に混ざって皮膚表面に分泌されて、皮脂の酸化を抑え(トコトリエノールはデータなし)、トコトリエノールは角質層を含む表皮全体に広がって皮膚自体の酸化を防ぎます。

また、カロテノイドの中でもアスタキサンチンは光による酸化を最も防ぐことが知られています。


体の外と中から、抗酸化対策していきましょう💪


リポテクトはトコフェロール、トコトリエノール、アスタキサンチンの相乗効果で、皮脂や皮膚の酸化予防にも、とてもお勧めです◎💯


ちなみに、懇親会でお隣だったのが芝浦工大生命科学科の福井先生で、初めましてのご挨拶をしたら、なんとご専門が酸化ストレスと老化、肥満で、トコトリエノールの神経保護作用と減量効果を見つけた方でした✨ トコトリエノールの処方もお墨付きをいただき、とても嬉しい出会いでした😍



コメント


bottom of page